迷子シールは単純だけど、もしもの時にはかなり役立つでしょう。実際にパークで迷子シールを利用してきました。
迷子シールって何?
迷子シールは、迷子になった子どもをすばやく発見し、保護者に連絡を取るためのすぐれたアイテムです。
迷子シールには、子ども名前と保護者の連絡先(携帯番号)が書けるようになっていて、子どもが迷子になった時にその威力を発揮します。
名前と連絡先が書かれたシールの上に、剥がれるタイプシールを貼るため、他人から名前や連絡先が見えませんので知らない人には、ただのおしゃれなワッペンに思えるでしょう。
子どもの衣服(肩のあたり)に貼り付ける使い方が一般的ですが、バッグやリュックなどにも貼り付け可能です。
旧デザインは、ミッキーとミニーのシールだったため、かなり目立つものでした。
新しい迷子シール(2013年4月)は↓これです。
かなりスマートでおしゃれなデザインになっていますね。
このおしゃれな迷子シールを貼っておくことで、パーク内のキャストがすばやく迷子になった子どもを発見し、保護者への連絡がスムーズに行えるメリットがあります。
迷子シールはどこで受け取れるの?
ディズニーランドでは、メインストリートハウス
(ディズニーランドに入場してワールドバザールに入る手前の左側にあります。
ディズニーシーでは、ゲストリレーション
(ディズニーシー、ノーサイド側の入り口を入ってすぐのところにあります。)
迷子になったときのための事前準備
迷子になった時は、パーク内のキャストに子どもの外見や特徴を伝えなければなりません。
できるだけ特徴のある服装をさせておくと発見されやすいです。
また、すぐに子どもの外見や特徴を伝えることができるように、メモ用紙にあらかじめ子どもの外見や特徴をメモしておくといいです。
手っ取り早い方法としては、デジカメやスマホで当日の子どもの全身写真を1枚撮影しておくことです。
迷子になったら、「こんな顔のこんな服装の子が迷子になりました。」と写真を見せれば、一番わかりやすいですね。
お子様が迷子になった時の流れ
迷子になった場所の付近にいるキャストさんに、子どもが迷子になったことを伝えます。
その際には、迷子シールが貼ってあることと、子どもの特徴を詳しく伝えましょう。
迷子の連絡を受けたキャストによって、パーク内にいる大勢のキャスト(私服のキャストもいるようです。)に迅速に子どもの特徴などが一斉に伝えられます。
迷子になった子どもの特徴をもとに迷子探しが始まり、無事お子様を発見できると、迷子シールに書かれている保護者の連絡先に連絡が入ります。
迷子のための施設
パーク内には、迷子センターという施設があります。
迷子センターは、迷子になってしまった小学生6年生以下のお子様や知的障害のある方を保護する施設で、保護者がショーなどに夢中になって、お子様の迷子に気づかなかった場合でも、パーク内キャストが迷子になっているお子様に気づいて、迷子センターに保護するといったことでも利用されます。
ディズニーランド&シーでは、迷子のパーク内放送は、よほどのことが無い限りしません。
それは、迷子の放送をすると「夢がかなう場所 ディズニーリゾート」に来たお客様のイメージが壊されてしまったり、迷子の放送があると1日中迷子の放送をしなくてはならないからなどと言われています。
パーク内には、360°見渡せばお子様の興味をそそられるものがたくさんあり、わが子は大丈夫だと思っていても、ちょっとしたすきにどこかへ行ってしまう可能性も十分にあります。
迷子になってしまったら、常に混雑しているパーク内で自力でお子様を探すのはとても難しいでしょう。
迷子にならないために、保護者の方が気をつけることはもちろんですが、もしも迷子になってしまった時のことを考え、事前対策をしておくことは必要でしょう。
ディズニーランド&シーが楽しい思い出となるように、迷子の事前対策はしておきたいですね。